あらすじ ※現在、改訂中につき第三部の途中まで公開しております。


※ネタバレ注意 : あらすじを飛ばして本編をご覧になりたい方は、左側の各話タイトルをクリックしてお進みください。ここにお話が出ます。


第一部:光陵学園 中等部編
 父親の転勤で、主人公・真嶋透が転入したのは光陵学園中等部。
 テレビの電波も届かない山奥で育った彼は、都会の学校に馴染めずいた。
 中でも父の親友の息子である日高遥希は、初対面の時から何かと突っかかる。
 遥希への対抗心からルールもろくに知らずにテニス部に入部した透であったが、次第にテニスの魅力に取りつかれていく。
 なんど負けても、勝つまでやれば、 それで良いじゃねえか!
 汗臭さ90パーセント、恋愛要素10パーセントの青春スポーツ小説。


第二部:アメリカ留学編
 またも父親の都合でアメリカへ転校させられることとなった透だが、持ち前の明るさと負けん気の強さで、新しく入った中学のテニス部でも徐々に頭角を現し始める。
 ところが、ある事件がきっかけでテニス部のコーチと衝突し、退部を余儀なくされる。
 自宅の裏庭でひとり練習を重ね、皿洗いのアルバイトで日本へ帰るための資金を貯める日々。
 先の見えない不安と孤独な練習に耐えかねた透は、ある日、アルバイト先で『伝説のプレイヤー』と呼ばれる男の噂を耳にして、危険を承知で会いにいく。
 彼が根城とするジャックストリート ・ コート。そこは賭博、恐喝、強盗、傷害、殺人。何でもアリのヤンキー集団の溜まり場だった――。
 


第三部:光陵学園 高等部編
 帰国早々、遥希とのライバル対決を制してレギュラーの座を獲得した透に、先輩から新たな目標を示される。
 「俺と一緒に頂点を見にいかないか?」
 高校生の日本一を決めるインターハイ。それも部長の抜けた穴を補いながら優勝を狙うという大胆な目標を掲げ、新部長率いる光陵テニス部は走り出した。
 ところが地区予選で起きた不慮の事故により、透はアメリカでの出来事がトラウマになっているのを自覚する。
 百パーセント好きになれなくても、テニスを好きな自分だけは認めてやろう。それだけは揺るぎない真実だから。
 チームメイトの支えによって悲しみを乗り越え、また自らも彼等の支えになることでトラウマを克服した透は、インターハイ優勝に向けてふたたび走り出す。


第四部:完結編
 高校二年生の春休み。
 日米親善試合の代表選手に選ばれた透と遥希は、アメリカで光陵テニス部のOBと偶然再会する。
 驚いたことにプロデビューを果たしたと聞いていた彼は、ある事故が原因で車椅子での生活を強いられている上に、テニスに関する記憶も失くしていた。
 しかも事故の背景には、彼が所属するチームのスポンサーと、敵対するテニススクールとの企業間抗争が見え隠れする。
 さまざまな陰謀が渦巻く中、かつてのストリートコートの仲間が事件に関与していると知らされた透は、日本での生活を捨ててアメリカへと旅立った。
 俺達は出来ないことの方が多いけれど、無力じゃない。
 不器用な少年たちが織りなす青春群像劇の完結編。
 終わりと始まりの物語――。