『Let's 創作バトン』
―― 「スポ魂」をこよなく愛するオバサン物書きの実態 ――
人見知り激しい私を何かと気にかけて、楽しい話題を提供してくださる郷田トモさん。彼女よりいただいたバトンを、せっかくなので我々の共通の話題であるスポ魂風に味付けして答えてみました。
次の言葉の続きを書いて下さい。(2008年8月現在)
* たった一つ
⇒この一球に全てを賭けられるのは、二十歳まで。
* 壊れた時計
⇒を信用して、いつまでも生徒をしごくのは止めてください、コーチ!
* それでも僕は
⇒Wilson派。ナダルのファンだけど、グリップはBRIDGESTONEとかも好きだけど、結局ラケットはWilsonに戻ってしまう。
* 記憶の断片
⇒は、いつもレッスンの終盤になって甦る。あっ、それ先週コーチに注意された!
* 見上げた星空
⇒には、巨人の星しかないっしょ!
*空っぽの心に
⇒朝一で飛び込んできたロッキーのテーマ。その日一日のBGMになちゃうんだな、これが。
* もしかして、
⇒私だけ?再放送の『メジャー』見て泣いちゃうの?おとさん、死なないで!
* 最後の最後に
⇒大逆転。これぞ「スポ魂」の醍醐味さ。
*瞳に映る
⇒炎と言えば、星飛雄馬。
* 泣かないで、
⇒明子姉ちゃん。「スポ魂」に試練は付きものだから。
【Let's創作ばとん2】
* ずっと二人で
⇒優勝するまでダブルス組もうと言って、早?年。あの頃うちらは若かった……
* もう手遅れ
⇒じゃないよね?この腹と太ももを支配するのは、脂肪じゃなくて筋肉だよね?
*銀の髪飾り
⇒てか、髪飾りそのものに憧れる。ずっとショートだから。
*一輪の薔薇
⇒よりも、グリップテープ貰うほうが嬉しかったり……
*その全てをくれないか
⇒と、プロテニスのスカウトマンに誘われた時の唐沢三兄弟の反応を想像してみました。
「別にいいけど、根性ぐらいしかやれるモンないぜ」と挑戦的な笑みを浮かべるのが三男・疾斗。(←何にでも興味を持つ末っ子だから)
>何事もなかったかのように無視して通り過ぎるのが次男・海斗。(←あり得ないと思っているから)
「で、いくらで買ってくれる?」と言って携帯電話を電卓仕様に切り替えるのが長男・北斗。(←人にタダで何かをあげるという発想がないから)
*もっと傍においで、
⇒と言わんばかりに浅いショットでネット際に誘う君。オバサンはネットダッシュが遅いんだって!
*殺意にも似た愛情
⇒なのか、愛情に似た殺意なのか。
フットワーク練習をさせている時のコーチは、絶対後者だと思う。
*一つだけ、叶うのならば
⇒テニスコート付の家に住んでみたい。あ、出来れば冷暖房完備のインドアで。
*もう貴方には届かない
⇒1ゲーム中、二度もダブルスフォルトをやらかした私の言い訳なんて。
*限りない夢を
⇒叶えるには、何より思い込みが肝心!
【Let's創作ばとん3】
*過去の過ち
⇒テニススクールのキッズ・クラスのみんな。「いくら速い球を打っても、ボールは燃えない」なんて夢のない事を言ってゴメンなさい。
*氷のように冷たい
⇒視線を浴びるから、私はいまだにスコートを履く勇気がない。
*曖昧な感情
⇒真っ白になっても『明日のジョー』は生きていると思う。
*右手にナイフ
⇒いや、そこは竹刀持っとかないと!
*その表情は
⇒チビでオバサン相手だから楽勝だと思っているだろ!?や、その通りなんだけどさ。(泣)
* 光に導かれて
⇒歩む奴より、裏街道で七転八倒する奴のほうを愛でてしまう。
*悪魔の囁き
⇒相手の後衛、フォルトしてくれないかな?
*時間よ止まれ
⇒そして出来れば、十代に戻って!
*盗まれたのは
⇒ラケットと聞いて、岡ひろみを思い浮かべるか、越前リョーマを浮かべるかで世代が分かる。
瞬時に両方浮かべたアナタ、そして「細かいことを言うようだけど、リョーマの場合は盗まれたんじゃなくて、先輩に隠されたんだよ」と思ったアナタ。「心の友!」って呼んでいいですか?
*流れ星
⇒は恋人とじゃなくて、チームメイトと見るもんッスよ!
*あの日の約束
⇒「ともに世界を目指そう」と語り合った親友と、いま秘かに目指しているのは、都合の良いボケ老人。
【Let's創作ばとん4】
*目を瞑れば
⇒眠くなる。試合の翌日のミーティング。
*壊れたオルゴール
⇒だけじゃない。運動能力が驚くほどアップするチタン何とかネックレスから、一人用の紐付き練習ボールまで。使わないと分かっていても、捨てられないものは山ほどある。
*キラキラ輝く
⇒少年を見て、ギラギラと輝く腐女子の目。
*夢うつつ
⇒珍しくサービスエースを決めた時の私はこんな感じ。だから次のゲーム必ず落とすのよね。
*月の見える丘で
⇒愛を語る。一度でいいから、こういう設定で恋愛小説を書いてみたい。
*道化師
⇒と聞いて、ラッキー・ピエロのボリューム満点ハンバーガーを思い浮かべる私は、体育会系?
*ゆっくりと
⇒レベルアップしていきましょうと励ましてくれるコーチ。でも忘れるのは人一倍早いんだな、これが……
*この手で君を
⇒定期的に不幸のどん底へ陥れるのは、愛情だからね、トオル君。
*無機質な瞳
⇒私のダブルスのパートナーは、よく試合後にこんな目をする。
いつもの事ですが、お好きな方持って行ってください。